第5回経営研究・懇談会の開催報告
CSR(企業の社会的責任)活動に取組む大切さ!
ー大倉物産・CSR活動の成果公表(25年度)ー
ー大倉物産・CSR活動の成果公表(25年度)ー
◇日時: 平成26年7月15日(火)18:00~20:45
◇会場: 産業交流プラザ
◇住所: 横須賀市本町3-27 ベイスクエアよこすか一番館3階
◇演題: CSR(企業の社会的責任)活動に取組む大切さ!
ー大倉物産・CSR活動の成果公表(25年度)ー
◇話題提供者 : 法人会員 宮崎 正男 社長
第5回のクラスター経営研究・懇談会が横須賀市産業交流プラザで開催されました。
今回は、アベのミクスで景気回復と言われていますが、中小企業にとって、その経営環境は大変厳しい状況下にあります。そこで、中小企業が持続性ある経営基盤をどうしたらつくれるかを、「夢を持つ経営」を唱え、当会法人会員で82歳とはとても思えない現役バリバリの(株)大倉物産、宮崎正男社長にご講演頂きました。
宮崎社長は、経営(者)は常々、哲学と倫理が必要で、高い志(世界をめざす)を持ち、働く姿勢や価値観や会社の方向性を従業員に示し、情熱を持ち、企業活動の基本は世の中を良くすること(CSR:企業の社会的貢献)をモットーにすることであると言われております。
また、持続性ある経営基盤つくりは従業員教育であり、人と組織を強くすることが企業にとって最重要課題であり、中小企業はこれに勇気を持って将来のために投資すべきと強調されました。もうひとつ、当会のようなNPOと連携する必要性も大切であると言われました。
宮崎社長は、これまでに、多くのマナジメントシステム(EA21,CSR,BCPなど)に取組んでこられ、大変な成果を上げています。今回は、特に、横浜市立大学・影山摩子弥教授のご指導のもとに取り組んだCSRの成果を発表されました。CSR活動は新しい市場・事業開拓・開発(受注の増加)の実現と盤石な経営基盤をつくるために大きな経営資産となるとの成果の確認・確信のお話でした。
講話の内容
- 株式会社 大倉物産の紹介
- 世界を取り巻く社会的背景
- 経営理念と戦略
- 環境理念
- 事業継続(BCP)理念
- 教育
- 活動
- 実践成果
- 26年度の計画
- まとめ
日本を元気にする、中小企業成長への有益なヒントとなるご講演でした。
ありがとうございました。
(阿部記)