平成23年度 環境事業部会、紹介
活動目標
今日の、地球環境保全とエネルギー安定確保は地球規模での共通課題であり、更に、未曽有の3・11東日本大震災に遭遇し、日本の復興とこの解決のために、
- 新エネルギーの導入
- 革新的エネルギー技術の導入
- 省エネ技術の導入
- ごみ・廃棄物の減量とリサイクル化の推進
等が急務とされ、国民全員参加での取組み活動が始まっている。
当研究会も広く産官学民と連携・支援して、特に国民が余儀なくされる「省エネと節電」を主軸に、一般市民には環境・エネルギー課題・問題認識への啓蒙・教育による持続性ある環境都市・街づくりに、中小企業には、「CSR(企業の社会的責任)」、「BCP(企業継続計画)、「ISOやエコアクション21の認証取得・登録」を基盤に「グリーンイノベーション(環境関連技術を武器とした企業戦略)」の展開を支援し、新しい商品・事業創生に貢献することを活動の目標にしたい。
活動内容
- 環境・エネルギー課題についての啓蒙・教育のための講習会、勉強会の企画・実施
- 環境・エネルギー分野での協働事業(産官学民)の企画・提案
- ISO9001及びISO14001の認証・取得と更新審査対応の支援
- エコアクション21の認証・登録支援
- 「こでんリサイクル(都市鉱山)」の協働事業企画・提案と構築
(注)「こでん」とは小型で使われなくなった電子機器を言う。(詳しくは「こでんリサイクル」をご覧ください) - 行政の環境施策や構想の協議会、プロジェクトなどへの参加
部会長から一言
当会シニア集団は1970代の日本の高度経済成長期にあって、
- 生産活動の基盤は合理的な省エネ技術・活動の蓄積であったこと。
- 環境・エネルギー問題では、公害、大気汚染に遭遇し、2度のオイルショックを体験し、石油が社会、家庭生活、産業界に及ぼす影響の大きさを知り、「国民全員での物の節約」を体験した。
これらの経験と体験は、この度の東日本大震災の復興に向けて、節電、省エネ対策を主軸に必ず実利的な役割を果たせると確信しています。