読書のすすめ:「神坐(いま)す山の物語」(双葉社) 浅田次郎

個人会員 仲田 清

神座す山の物語
双葉社 浅田 次郎

 浅田次郎の自伝風短編集。
 狛犬が走ってきた話、狐憑きの話など、母方の実家である奥多摩の武蔵御嶽神社の神官屋敷で起こる怪異を、浅田次郎の面目躍如たる筆致で綴った、どこまでが本当でどこからが創作か不明な浅田ワールドに引き込まれます。
 最後に掲載されている対談の中で、全て実際に体験した実話であると述べていますが、これまた著者に誑かされているのか?

 直木賞受賞作の「鉄道員(ぽっぽや)」や「地下鉄(メトロ)に乗って」の世界の原点が武蔵御嶽神社にあるようです。

 武蔵御嶽神社への行き方は、青梅線御岳駅からバス、ケーブルカーを乗り継ぎ、更に20分歩いて神社に着きます。浅田次郎の実家の宿坊「山香荘」に泊って、浅田ワールドを体験しましょう。

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