IoT研究会活動報告(2022年6月&7月)

IoT研究会 槌谷 祐一

 IoT研究会では、Zoomによる情報交換会を原則 週1回やっていますが、欠席者が多い場合はパス或いは日取りを変えてなるべく1回/週は実施するようにしています。この期間で実施した主な話題を3点にまとめ報告します。

1) IoT技術活用生産性向上診断事業
   三者*連携プロジェクトの取りまとめ報告会出席

 NTTドコモの振動センサーを用い、設備の見える化、生産性の改善・向上に向けた診断事業でしたが、産業クラスター研究会では試行3社について、それぞれ3チームに分かれ支援した結果を報告しました。商工会議所のメルマガにも“デジタル化の波に乗り遅れないために”と成果が紹介されています。
*:横須賀商工会議所・NTTドコモ・NPO法人産業クラスター研究会

2)Zoomによるブレーンストーミング

 試行テストに参加した食品を製造販売されている企業とは、“販路開拓”のテーマでIoT研究会メンバー7人が参加して、1時間の短時間でしたが、Zoomによるブレーンストーミングを実施しました。
 新しいメニュー開発やインターネットを利用したメニュー募集、新しい販路先提案などヒントにつながりそうな提案が出ました。多彩な経歴を持つ個人会員がZoomでのブレーンストーミングに参加すると多様な意見交換ができて、販路開拓や各種課題解決のヒントが生まれそうだとの感触をえました。このブレーンストーミングは法人会員様とも実施できれば、今まで気づいていない課題解決のヒントや支援課題も生まれる可能性を感じました。

3)勉強会について

 「日本型AIビジネスモデル」を輪読していますが、将棋や囲碁では人を負かすまでにレベルが向上した「ディープラーニング」の箇所で難渋しています。AI技術を俯瞰的に学ぶためにはシステムエンジニアの専門領域の知識が必要になっています。世の中では、システムエンジニアの不足から、ローコード・ノーコードによるもっと身近なものにしようとの試みも提案されています。ソニーの提案しているAI予測分析ツール「Prediction One」なども学習していきたいと考えています。IoT技術活用のレベルアップ、効果増大のためにはAI技術の学習は大切と考え取り組んでいます。
 一方、いまブームになっているDX(デジタルトランスフォーメーション)とは何ぞ?中小企業ではどこから着手すると良いかについて意見交換を始めました。ご関心のある会員、法人会員さんも含め、一緒に勉強しませんか。歓迎します。 

  以上


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