メルマガ創刊に想う その1


メルマガ創刊に想う その1

 メルマガ創刊号の配信を元旦の夜明け前に終わりました。配信したのは草木も眠る丑三つ時。配信された内容の確認を終えたときは丑の刻を過ぎていた。
 当初の目論見とは大分異なってしまった。問題が発生したことが原因である。

理事長挨拶文の自動公開上の問題

 配信を行うにあたり、配信者名簿を作成する必要がある。40人ほどのメールアドレスを配信者名簿に登録し終わったのは31日の午後11時。そのあと、メルマガ本文のリンクを再確認した。ここまでは想定のうちであった。
 次の理事長の挨拶文の元旦零時の自動公開の再確認をしたときだった。設定時刻が元旦の午前1時に設定されている。唖然としてすぐに零時に再設定し直した。その確認では零時であった。念のため、ダッシュボードに表示を変更し再表示させると、元旦の午前1時に戻っている。(このバグはもう6、7年も前に気付いて対処していたが、そのときはそれすらも思い出さずであった。しかし、バグも長持ちしている(失笑))
 諦めて元旦の午前1時に公開することにした。それから、英語版の理事長挨拶を確認すると、元旦の午前12時になっている。これはもっとまずい、ということで午前1時に修正した。終わったときには2020年はいくらも残っていなかった。
 (この問題解決のより良い方法は、12月31日の午後11時59分に設定しておくことである。その冷静さは失われていたのであろう)
 1昨年も英語版の理事長挨拶文をWebサイトに投稿したのは30日か31日かであったが、昨年はそれよりも厳しかった。

 例年ならば、近くの三浦八幡宮に初詣に行っていたが、コロナ禍の非常事態宣言が囁かれている状況のため止めることにした。代わりに、行く年くる年を見て時間をつぶす。力強い鐘の音が響いていた。

 元旦の午前1時、再び理事長挨拶文を確認すると、日本語版、英語版共に自動公開されている。次いで、メルマガ本文のリンクの再確認(理事長挨拶文だけ)をする。これも問題なし。

メルマガ配信手続き時の問題

 そして、いよいよメルマガの配信手続きである。
 
 ① メルマガ配信用のテンプレートを配信ボックスに貼り付ける。
 ② 一部手直しをする。これで、メルマガ本文の前書きと後書きは完成。
 ③ 続いてメルマガ本文をコピーして、
 ④ 貼り付ける。
 ⑤ 一般購読者として登録した44人分のリストを選択して配信する。
 ⑥ Webサイトの管理者や編集者としてWordPressに登録している登録購読者9人分のリストを選択して配信する。
 ⑦ 配信に伴うエラーはなし。(メルアドは配信者名簿に登録時に自動的にチェックされる。これはこのプラグインソフトの良いところである)
 ⑧ 配信されたメルマガのリンクを確認すると問題はない。
 ⑨ 配信元を見ると私のメルアドである。

 これが問題である。どこですり替わったのであろうか。
 ① ②の操作はメルマガ編集者として行った。
 ③の操作は、同一ウィンドウで行うと、①、②の結果が壊されてしまうので、別ウィンドウで当会のWebサイトを再起動した。このとき、私のメルアドを使ってログインしたが、それに問題があったようである。
 ③から④に移ったときに、ログインユーザが変わってメルマガ編集者に戻るはずであるが、④に戻ってもログインユーザは私のメルアドのままであった。(これは不思議な現象であり、windowsのバグと思われるが要検討である)

 今回使用した随時配信の場合には、ログインユーザのメルアドが配信元になるためにこういう現象が発生するのである。
 応急対策として、テンプレートとメルマガ本文の融合操作を変更する必要がある。メルマガ本文を一旦PCのテキストエディタ等に退避しておき、テンプレートを配信ボックス等に貼り付け、修正した後に退避エリアからコピーして配信ボックスに貼り付ければ、別ウィンドウの操作がなくなるので問題は回避される。

 この問題は、Subscribe2という著名な配信ツールを使ったことにも一因がある。手動配信を止めて、メルマガ本文を公開したときに自動的に配信する機能があるのでそれを使えばこの問題は生じない。
 しかし、残念ながら今回はそれを使える状況になかった。
 Subscribe2はWordPressの付属ソフト(プラグインソフト)であるが、機能的には十分な装備をしているといわれているが、操作者視点の説明書がないので試行錯誤しなければならない。
 今回、広報チーム内でSubscribe2を使っていくつかの試行テストを行ったが、公開時自動配信機能を使うまでには至らなかった。

 まだ改善しなければならない課題は残されている。しかし、メルマガ購読者の視点でメルマガ配信を捉えた場合、ほぼ問題なく仕上がっている。それは担当したものとしての慰みであり、また広報チームの頑張りであったと思われる。

(広報チーム 新井)


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