海外関連事業部会2020年度上期報告

2020年度上期活動報告
 海外関連事業部会上期報告

 当部会の活動は米軍調達関連支援、技術文書等翻訳・通訳支援および海外関連業務コンサルティングの三分野からなっている。支援活動がコロナ禍と言う逆風の影響を、幸いにも殆ど受けなかったことで、事業収入の通期予算に対する進捗率は、82%と目標の50%を大幅に上回っている。

  1. 米軍調達関連支援
     この分野の事業収入進捗率も51%と順調である。しかし、支援先の数が少なく、又その内の一社への支援が全体の大半を占めているという問題は、一時的に改善されることはあったが、今期も依然として大きく横たわっている。新規支援先開拓を課題として取り組んで行きたい。
     米海軍横須賀基地による納入希望業者への説明会には毎回参加しているが、今年から2年に一度と、半減以下になった。そうした中、横須賀基地納入業者への支援 策 向上を図るべく横須賀商工会議所と月例打合せを行っている。そう言った活動を通じ同商工会議所と連携を深めながら、また連携の幅を広げながら協働精神を醸成しつつ、活動の質的向上に力を入れている。
     
  2. 技術文書等翻訳・通訳支援
     事業収入進捗率は 122%と高く過去最高となっている。これは新規開拓の成果で、具体的には全額が海外技能実習生の資格試験受験勉強資料の英訳支援であった。
     この分野も新規支援先開拓が課題である。各地商工会議所、工業会などの公益事業団体へPRしルートを開拓する計画を期初めに作成し展開しているが、ニーズが殆どないという状況でなかなか成果が上がらない。
     下期も着実な新規支援先開拓活動を実施して行きたい。
     
  3. 海外関連業務コンサルティング
     残念ながら実績はなかった。部会員の海外駐在経験も古くなり、支援先開拓を控えている。
      
  4. 支援態勢他
     既存支援先に関してはニーズ全てを当会に依頼して頂いていると認識しているが、当会の支援に対する満足度を一層高め、そういった状態を維持して行く努力をしていきたい。方策として、支援先と平素から十分なコミュニケーションを持っておくこと、依頼に素早く対応し且つ納期を厳守することなどに務めたい。更には、翻訳品質の向上である。翻訳作業毎の反省に加え、月一回の部会開催時、翻訳勉強会を行い、亀の歩みながら前進している。そう言った所が口コミで広がり新規支援先から依頼が入ってくる事を期待したい。
     
  5. 部会員は現在8名で前期から変わりない。

(海外関連事業部会)


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