会報誌「ぶどうのささやき」27号 2019年1月14日発行

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会報誌「ぶどうのささやき」27号 2019年1月14日発行

このたび、会報誌27号をNPO法人設立15周年特集号として発行することができました。原稿の執筆にご尽力をいただいた方々、編集・清書版作成にご尽力をいただいた方々など、多くの人々のご協力の賜物と思われます。ここに、改めて感謝申し上げます。

広報部会 新井 全勝
記事概要
  1. 巻頭言 「三浦半島地域における社会連携教育について」
    関東学院大学 学長 規矩 大義

    「……三浦半島の付け根に本部を置く本学は、多くの教育資源をこの地域からご提供いただいています。本学では、近年「社会連携教育」を推進し、企業や行政、地域とともに課題解決に挑戦するプログラムを全学的に取り入れています。学生たちには、実際の課題に取り組むことで、教室での学びが「社会の役に立つんだ」という実感を持ってほしいと考えています。その実感は、学びに対するモチベーションにつながるはずです。……」

  2. 15 周年のご挨拶 ―― 回顧と更なる発展
    理事長 木下 武

    「……当会は本年1 月14 日にNPO 法人設立15 周年を迎えます。5 年目までは設立業務を行い、10 年目までは基礎固めに終始し、それから本格的支援体制に入りました。これはひとえに行政,研究機関,大学などの関係部署と関係団体のご指導とご鞭撻、ならびに会員各位のご理解とご支援の賜物とお礼申しあげます。……」

  3. 歳時記 【寒さ知らず】
    「…… 小さいころ、私は関東北部にある日光という寒い地域に住んでおりましたので、冬というと雪遊びを思い出します……」(徹)
  4. NPO法人設立15 周年記念に寄せて
    ◆ 設立15 周年を迎えて

    横須賀市 市長 上地 克明

    「この度は設立15 周年、誠におめでとうございます。また日頃より横須賀市の産業振興施策に関し、多大なるご理解、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。……」

    ◆ 15 周年 おめでとうございます

    神奈川県政策局政策部NPO協働推進課
    課長 田中 敏子

    「『クラスター』?…この言葉に出会ったのは、25 年前、まちづくりの仕事に就いた時です。建物や道路、空き地など都市の構成要素を相互に関連させて一つの集合体としてとらえて配置するというようなことだったと記憶しています。ぶどう一粒一粒が美味しいのはもちろん、一房としての価値に着目! ですね。『NPO』にも出会いました。……」

    ◆ イノベーション創出支援に向けて(15 周年に寄せて)

    地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(略称:KISTEC)
    理事長 馬来 義弘

    「……日本国内では珍しい産業系NPO法人の先駆けとして立上げられてから15 年、これまでいろいろなご苦労があったと思います。産業クラスター研究会設立当時小職は三浦海岸に住んでいたこともあり、非常に親近感を感じながらも無事に活動が継続していくのか心配しながら見守っていたのを懐かしく思い出します。……」

  5. NPO法人産業クラスター研究会・15 年のあゆみ
  6. NPO15 年のあゆみと今後の展開
    ◆ NPO 活動の現状と今後の展望
    副理事長 阿部 昭彦
    「特定非営利活動促進法(NPO 法)が施行されて、昨年12 月で20 年になります。当会も2004 年1月に内閣府認証NPO 法人を取得し、2011 年11 月にはさらに国税庁の認定NPO 法人となりました。……」
    ◆ 会の運営と管理
    事務局 佐々木 興吉
    「……当会も最初から今の状態にあったわけではありません。年を重ねるごとに改善してきたと思います。15 年の当会の歩みを振り返りながら「会の運営と管理」ということを考えてみます。……」
    ◆ 中小企業支援について心がけていること
    環境事業部会 金子 賢一、槌谷 祐一
    「定年後いくつかの中小企業でコンサルタントを行い、現役時代の知識・経験が役立つことを体験しました。産業クラスター研究会に入会したのもその経験を活かし、お役に立つことがあればお役に立ちたいとの思いからです。支援に当たって大切にしていることをまとめてみました。……」
    ◆ 新しい公共支援活動 「一歩づつ進みます!」
    新しい公共支援部会 加藤 幹雄
    「……これまでの講演会やセミナーなどのメニューの外に、三浦半島地域の中小企業・小規模企業、そして一般住民の方々の力になって地域の活性化を図るため、公共団体や公益団体の協力をいただきながら、皆様に親しまれ頼られる事業を創設して、地元に認められる活動をしたいと思います。……」
  7. 法人会員の事業活動に対する感想・ご意見
    ◆ 感想と意見
    副理事長 富野 養二郎(法人会員)
    (株式会社ヘリオス 取締役会長)
    「……当会の特徴は各分野の経験豊富な個人会員を主体として、それに地域の中小企業主等が法人会員として加わり両者の協力で運営されていることで、ややもすれば「与える側」と「受け取る側」になりがちな活動が相互に補完するような関係となっていて、それが15 年もの間活動が永続し、発展してきた秘訣になっているものと思います。……」
    ◆ 感想と意見
    理事 本田 徹(法人会員)
    (株式会社ハイ測器 代表取締役社長)
    「……その後、木下理事長になり、自宅が近くということで急に親近感がでて、法人会員が少ないこと、行事の参加者が少ないことを伺い、ある会社を会員に誘いました。しかし、私のフォローが足りず、1 年で退会させてしまいました。……」
    ◆ 感想と意見
    理事 濵田 徹(法人会員)
    (有限会社湘南安全硝子 代表取締役会長)
    「……私は入会後、理事の役をいただき理事会にも出席させていただきましたが、個人会員の皆様が真剣に活動に対する課題, 等々を議論されていることを目のあたりにして、これが産業クラスター研究会の発展の基本であることを認識いたしました。……」
  8. 事務局からのお知らせ
    1. 平成30 年7 月13 日 見学バスツア-を実施。神奈川県立産業技術総合研究所と(株)アルバックを見学。多数の参加者があり大好評でした。訪問記は当会Web サイトをご覧ください。
    2. 平成30 年8 月15 日 横須賀市市民活動サポ-トセンタ-主催の「夏のボラ市」イベントに参加し小学生向けに「いまさら相談室」を開催。なお、毎月第3 水曜日に同サポートセンターにおいて開催しておりますのでご利用ください。
    3. 平成30 年9 月26 日 産業交流プラザにて中小企業、市民活動団体、NPO 法人、一般個人向けに情報セキュリテイセミナ-を開催。
    4. 平成30 年10 月20 日 「金沢まつり」、11 月3 日~ 4 日 「よこすか産業まつり2018」に出展参加。両まつりとも大盛況でした。詳細は当会Web サイトをご覧ください。
    5. 平成30 年11 月10 日 横浜市立西柴小学校で5 年生3 クラス 105 名に「エコ教育」を開催。
    6. 平成30 年11 月16 日~ 21 日 有志にてベトナム ハノイ旅行。法人会員、個人会員8 名が参加。法人会員 (株)菱和工業の現地工場見学をはじめ現地NPO と交流し有意義な体験となった。詳細は当会Web サイトをご覧ください。
    7. 平成30 年12 月7 日 平成30 年度第2 回理事会を開催。平成30 年度上期の活動実績の報告と平成30 年度下期活動予定の報告を行いました。審議事項として15 周年記念式の内容が承認されました。その後 法人会員の従業員と会員をまじえて本年第2 回目の会員集会として恒例のボウリング大会と忘年会を盛大に行いました。
    8. 当会が内閣府に認証されて以来 平成31 年1 月14 日で15 年になります。既にご案内の通り、平成31 年2 月8 日、15周年記念行事としてメルキュ-ルホテル横須賀にて講演会と懇親会を行います。万象繰り合わせの上 ご参加ください。
    9. 平成31 年2 月は「神奈川県中小企業・小規模企業活性化推進強調月間」です。2 月27 日14:00 から横須賀市総合福祉会館において、中小企業の皆さま向けに講演会「見せよう!中小企業・小規模企業の力」を行いますのでご参加ください。内容は別途ご案内します。
    10. 訃報 個人会員 平野和夫さんが平成30 年11 月に亡くなりました。謹んでご冥福をお祈りします。
      (事務局 佐々木 興吉)
  9. 歴史散歩
    • 土方歳三とともに函館に散ったラストサムライ“ 中島三郎助”
      個人会員 堀込 孝繁

      「今年(2019 年) は明治新政府軍と旧幕府軍が戦った戊辰戦争が終結して150 年です。昨年は“ 明治( 維新)150 年”が喧伝されましたが、鳥羽・伏見の戦いから始まり、国内各地での戦争を経て函館までの足掛け2 年に亘る内戦が終わった時が、実質的に明治の始まりと言えます。」

  10. トピックス
    • ◆ 金沢まつり・よこすか産業まつりの出展参加報告
      「当会は、今年も関係中小企業・団体と協働して金沢まつりとよこすか産業まつりに出展しました。……」

      広報部会 新井 全勝
    • ◆ ベトナムの観光旅行が有意義な視察旅行になりました
      「当会法人会員でベトナムの首都ハノイに工場を持ち、活動されている菱和工業(株)大村社長のお誘いで11 月16 日(金)から21 日(水)までの5 泊6 日の短期間ですが、有志8 名でベトナムの首都ハノイに、観光旅行に出かけました。……」

      環境事業部会 槌谷 祐一
  11. 羅針盤
    「結婚15 周年は「水晶婚式」(日本も、仏国も、英国も)。夫婦の間には阿吽(あうん)の呼吸ともいえる揺るぎない信頼関係が育ってくるころ。重ねてきた年月を思わせるすてきな意味がある。水晶は無色透明で15 周年を迎えた夫婦のクリアで曇りのない信頼関係の象徴とされている。……」(昭)

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