平成27年度上期 海外関連事業部会 活動報告

平成27年度上期 海外関連事業部会 活動報告

 当部会の活動は米軍入札関連支援、技術文書等翻訳支援および海外事業コンサルティングの三分野からなっている。前期の好調な流れを引き継ぎ、事業収入全分野合計の通期予算に対する進捗率は149%に至っている。

  1. 米軍入札関連支援
     既存支援先のみへの実施だったが、大口の支援依頼があり進捗率が151%まで達した。  
     この結果、支援先の数が少なく、またその内の一社への支援が大半を占めているという問題は、この半期は大幅に改善されたが、依然として新規支援先開拓が課題である。
     米海軍横須賀基地と横須賀商工会議所共催の説明会に毎回参加するとともに、横須賀基地取引事業者支援に関し横須賀商工会議所と月例打合せを行っている。そうした中で同商工会議所と連携を深めながら、また連携の幅を広げながら、協働精神を醸成しつつ新規支援先開拓に一層力を入れている。

  2. 技術文書等翻訳支援
     新規支援先2ヵ所へ支援を行った。それが寄与して進捗率が95%となっている。
     各地商工会議所、工業会などの公益事業団体へPRしルートを開拓する計画を期初めに作成し展開しているが、ニーズがないという反応もあり大きな成果をあげるまでには至っていない。下期はこの計画に沿って着実な新規支援先開拓活動を実施して行きたい。
     前期に横浜商工会議所の「中小企業アジア展開支援アドバイザー紹介制度」の通訳・翻訳分野アドバイザー登録を行った。この結果、今までに、上記新規支援先の内の1ヵ所そして下期収入計上することになっている会議所本体からのものと計2件の支援依頼を受けた。

  3. 海外実務コンサルタント
     残念ながら実績はなかった。部会員の海外駐在経験も古くなり、支援先開拓を控えている。 

  4. 支援態勢他
     既存支援先に関してはニーズ全てを当会に依頼していただいていると認識しているが、当会の支援に対する満足度を一層高め、そういった状態を今後も維持して行きたい。 方策として、平素から十分なコミュニケーション持っておくこと、依頼に素早く対応し納期を厳守することなどに務めたい。 更には、翻訳品質の向上である。翻訳作業毎の反省に加え、月一回部会開催時、翻訳勉強会を行っている。

海外関連事業部会 部会長
近藤 勝彦


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