凡人氏の北八ヶ岳 白駒池に秋の錦を見る



凡人氏の北八ヶ岳 白駒池に秋の錦を見る

事業活動の一コマ
紅葉の名所 北八ヶ岳 白駒の池の錦秋

紅葉の名所 北八ヶ岳 白駒の池の錦秋

通称メルヘン街道沿いの駐車場から苔生す森林を過ぎると、小波に揺れるコバルトブルーの池が何ともいえない神秘的なたたずまいを見せてくれる。ここには、愛する若者を追って、白馬に乗った少女が池の中に消えたという伝説が残されている。(凡人氏撮影)

白駒の池の水辺には秋の彩りが点々と続く。

白駒の池の水辺には秋の彩りが点々と続く。

そして、鏡面のように滑らかな水面にも紅葉が映える。まるで、陸上と池中とで紅葉の競演である。美しい水辺である。(凡人氏撮影)

水際を近づいてゆくと、黄葉が、そして禁色の紫葉も姿を現わす。

水際を近づいてゆくと、黄葉が、そして禁色の紫葉も姿を現わす。

中国には、秋を悲しむ「悲秋」という漢語はあっても、「惜秋」はなかったという。陰陽五行思想に基づく思想的なもので、秋の感情[五志]が「悲・憂」であることによる。 (凡人氏撮影)

さらに近づくと、紅葉の中にも、さまざまの色模様が現れる。

さらに近づくと、紅葉の中にも、さまざまの色模様が現れる。

さまざまな色模様ではあるが、赤からだんだんと色濃くなるように思われる。春の花と同じように、紅葉にも、濃くも薄くもの景観が見られる。(凡人氏撮影)

秋の耽美的な美観。美しく映える紅葉と黄葉に、松の緑葉も美観を添える

秋の耽美的な美観。美しく映える紅葉と黄葉に、松の緑葉も美観を添える

行く秋を象徴する紅葉(ドウダンツツジ,ナナカマド,楓)と黄葉(ダケカンバ)。常盤の松はそれを惜しむ象徴なのであろうか。(凡人氏撮影)

龍田姫が機も用いずに織りなし、露や霜で染め上げたという秋の錦。そして、池の写し絵が一層の情趣を誘う。

龍田姫が機も用いずに織りなし、露や霜で染め上げたという秋の錦。そして、池の写し絵が一層の情趣を誘う。

道真が、白居易の惜春詩を流用して「秋を惜しめども 秋駐(とど)まらず」と詠い、「惜秋」という和製漢語が造り出されたという。国風化はこうして進み、今に残る。(凡人氏撮影)


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