KS氏の秩父多摩甲斐国立公園 西沢渓谷の秋
事業活動の一コマ
秋は、渓谷美だけではなく、紅葉の美も併せて堪能できる時期。東京方面からの来訪者には、広瀬湖のほとりの駐車場が、渓谷への入り口。深紅の装いも新たに、秋を象徴する楓が出迎えてくれた。
湖底にはダム建設で深い眠りに就いた谷間の農村があり、そして下流には、信玄の隠し湯があるという。
わずかに紅葉する山並みに、ススキの白い穂波が秋の感傷を誘う。
ハイキングロードは、工作機械を使わずに、人がノミで岩に穴を掘り、鉄棒を差込み、木を渡し、橋をかけて作り上げたのだという。まさに、往年の人たちの血と汗の結晶である。
エメラルドグリーンの清き渓谷の流れ。そして、その清流が長い年月をかけて作り上げた七つ釜五段の滝は、まさに天然の芸術。じっくりと堪能あれ。
これは、「とさかやま」。「けいかんざん」と読むものを含め、同名の山が、山梨県に2つ、飯田市に1つ、中国に1つ、台湾に1つあるという。鳥の仏教などという本があるから、仏教信仰の影響か?