野焼きボランティアKS氏の阿蘇の風物詩「野焼き」2017年
事業活動の一コマ
野焼きボランティアKS氏撮影:夜峰山は阿蘇神社の主祭神である健磐竜命が、身重な妃の阿蘇都媛命の姿を隠すために、一夜でつくったという伝説が残る山という。熊本市から望むと三角錐の山容で、西と南は急斜面が目立ち、景色がよいという。野焼きによってどんな姿に衣替えするのであろうか。
野焼きボランティアKS氏撮影。裾野から焼き上げてゆく。
野焼きボランティアKS氏撮影。野火を見守るボランティアの人々。
野焼きボランティアKS氏撮影。山麓の四周から一度に焼き上げる。このスケールの大きさには唖然とする。阿蘇山だからこそできる芸当なのであろうか。冬の間に茶色く枯れた雑草を焼いて、害虫を駆除し、緑豊かな草原を再生させる伝統行事。阿蘇の草原に、早春を告げる風物詩である。美しく、そしてまた放牧に適する豊かな阿蘇の草原は、この伝統行事なくして存在しえないのであろう。
野焼きボランティアKS氏撮影。
野焼きボランティアKS氏撮影。
野焼きボランティアKS氏撮影。草原が赤い火炎に包まれ、あるいは高く舞い上がり、あたりには白煙が漂う。本当に息をのむ迫力である。
野焼きボランティアkS氏撮影。
野焼きボランティアKS氏撮影。
野焼きボランティアKS氏撮影。
野焼きボランティアKS氏撮影。野焼きを終って見上げると、正面の山の山容がまるで変わってしまっている。これほどの壮大な野焼きをするボランティアの努力には敬服するのみである。