小松ヶ池の堤に延びる河津桜の並木

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小松ヶ池の堤に延びる河津桜の並木

この池のあたりは、もとは水田であったという。その頃、「お松」という働き者の若い嫁と夫、産後間もない赤子、それに底意地の悪い姑が一緒に暮らしていた。ある日、姑は、お松に広い田の田植えをするように言いつけた。素直なお松は、赤子を背負って田植えを始めたが、夕方になってもまだ田植えは終わらない。「もう半刻あれば」と天を仰ぐと、不思議なことに西に沈みかけていた太陽が東に移動し明るくなり、お松は田植えを終えることができたのだという。だが、精根尽きたお松に大雨、お松は赤子とともに泥沼に溺れ死んでしまったのだという。


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