MARS-1:  これは何?

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MARS-1: これは何?

情報処理学会 コンピュータ博物館より。MARS-1は、JR(当時は国鉄)の緑の窓口の最初のコンピュータ、東京駅に設置され、端末は都内10駅に配置。1960年1月、東京大阪間のビジネス特急4列車、3,600座席、14日分の予約の取り扱いが始まる。黎明期のコンピュータで試作機でありながら信頼性は極めて高かったという。
 そして、列車の座席予約はその提案者で設計にもかかわった穂坂教授の落胆の体験がなかったら存在していなかったのではないだろうか? 1955年7月沓掛で行われる懇親会の旅行のため、上野駅に朝から行って並んだが、座席は取れなかった。そして、混んだ列車の中で立っているうちに、座席指定の問題を考え始め、座っている乗客がビットに見えてきたという。緑の窓口の起源は実にこのときに始まるのである。こうして、日本で二人目のIEEEのパイオニア賞受賞となる。


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